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終了

このブログは役目を終えたため、最終記事に書きました通り、終了しています。
申し訳ありませんが、コメントへのお返事もできませんのでご了承ください。
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治療開始5年経過

ステロイド薬を使った標準治療を始めて丸5年が経過しました。
現在の状況だけ報告させて頂きます。
なお、前の総括記事の通り、コメントへのお返事は控えさせて頂きます。

5年間、ほぼ毎日strongクラス~very strongクラスのステロイド薬を体全体に付けてきましたが、薬が効きにくくなる事はありませんでした。もちろん、症状に合わせて薬の種類を使い分けています。例えば、私の場合、昨年後半は多少悪化傾向にあったので、very strongのステロイドに変えました。その後、状態は元に戻り、今現在ほとんど問題ありません。

肌もスベスベでかゆみもほとんどない状態です。ですので、ここ1ヶ月ほどはstrongとvery strongクラスを交互に「部分塗付」しています。体は全く問題ないので、付けない日も多いですが、足の甲と足首は湿疹が出る事があるので、very strongクラスを付けています。

顔は、引き続きプロトピックのみ使っていますが、良い状態を維持しているので、2日に一度ぐらいです。

通院に関してですが、今まで近所の中規模開業医の所に、順天堂から皮膚科医が出張に来ていたので、3ヶ月に一度診察を受けていましたが、この春からその病院の皮膚科が閉鎖されてしまいました。それで、順天堂の担当医も来なくなってしまいまったのです。

今現在、その病院からはこれまでと同じ薬だけ処方してもらい、皮膚科医の診察は受けていません。順天堂の担当医の話では、「これまでのやり方を維持してください」との事で、悪化した場合のみ、順天堂大学病院まで行くという事で、セルフ紹介状を書いてもらいました。(つまり、何か月も間を開けると、私の事など忘れてしまうので、症状などを記した、先生自身に宛てた手紙という事ですね^^;)

何か放置されたような感じですが、私は「治療が軌道に乗ったので、患者に任せても大丈夫」という医師の判断と受け取っています。

実際私自身、5年間の経験で、どういう薬の付け方をすればいいか、分かっているつもりなので、問題ないと思っています。ただ、治療開始から1~2年の方にはお勧めしません。まだ安定していない可能性もありますし、患者自身が薬の付け方と、悪化時の対処の仕方を分かっていない可能性があるからです。そういう時期の自己判断は危険ですので、しっかりと通院治療を続けた方が良いと思います。


今年の夏は酷暑でしたが、私にとっては天気が続いて、ありがたい暑さです。順天堂に通っている時は、毎回「紫外線治療」を受けていましたが、地元ではそれができないので、なるべく日焼けするように言われています(順天堂では、紫外線によってアトピーの炎症が抑えられる効果があるとされている)。実際、今年は私の腕や肩はかなり黒くなりました。それに合わせて、肌のスベスベ感も良くなっていったように感じます。ただ、夏は自分の皮脂が分泌されやすく、乾燥しにくいから、という可能性もありますが・・・紫外線治療ついては、過去の記事で詳しく書いているので、ここではあまり触れません)

今後、10年20年とこの治療を続けていき、二度とアトピーの悲惨な地獄には戻らないつもりです。あと10年早く標準治療に気が付けば・・・・という後悔はありますが。

テーマ : アトピー性皮膚炎
ジャンル : 心と身体

ブログ更新を終了します

昨年末、悪化の傾向があると判断され、薬のランクを上げましたが、その後、症状(かゆみ)は収まり、今現在問題なく安定しています。もちろん、多少のかゆみがある場合もありますが、普通の生活で全く気にならないレベルです。(つまり、元に戻ったという事ですね)

ただ、まだランクを上げた状態で薬を使っていますので、2月の通院時に医師の判断を仰ぎます。

もう記事を書いても同じ内容の繰り返しになるので、何となくフェードアウト(^^;)しようかと思っていましたが、更新がないと気にされる方もおられるようですので、ここで一旦けじめを付けたいと思います。

最近来られた方はご存じないとは思いますが、実は2年半前に一度ブログは終了しています。しかし、その後も経過を教えてほしいと言う声があったので、回数を減らして続けてきました。(興味がおありでしたら記事をご覧ください↓)
http://pine5963.blog135.fc2.com/blog-entry-141.html

元々2年で終了しようと思っていたブログですので、4年半続ければもういいのかな?という感じです。

という訳で、最後に総括だけさせて頂きます。

元々、このブログを立ち上げようと思ったきっかけは「それまでの脱ステの考え方を180度変えて治療する訳なので、その経過を記録しよう」と思ったのが最初でした。しかし、治療を続けるうち、「もしかしたら、今まで何十年も思い違いをしていたのではないか?という思いがどんどん強くなっていきました。

それまでは、ステロイド薬を使った治療は絶対的に間違いであって、多くの患者はその犠牲者だと思っていましたので、アトピー関連の掲示板などで辛辣なステロイド批判を書いた事もありました。このブログはそういう過去の自分の間違いに対する懺悔でもあります。

標準治療を始めて4年半になりますが、今では、ステロイド薬を使った標準治療が正しい治療だと思っています。というか安定的に結果を出せる治療法としては今現在これしかないのではないでしょうか。もちろん、世間ではステロイド治療以外に沢山の治療法があります。しかし、その多くは医学的根拠が無かったり、効果が限定的だったりします。(効果があったとする人がいる影で多くの「効果なし」という患者がいる)

私は患者の経済的、精神的、身体的負担にならないなら、そういう新たな治療をやってみても良いとは思っていますが、同時に世界的(先進国では)に認められているステロイド治療を並行して(ちゃんと続けて)行っていく必要があると思っています。
※ステロイド治療が世界的に認められているという判断には異議を唱える方もいますが、違いは使い方の定義と副作用の定義が国によって異なる、という部分ぐらいなのではないでしょうか。

少なくとも、日本でこの薬が認可されてから、60年ですから、ステロイド治療自体に大きな問題があれば60年も放置されるという事は考えにくいです。

しかし、医師の中にも「ステロイドは危険であって、アトピーが治らないのはステロイド薬のせいだ」とまで言って、不安を煽って全国から患者を集める医師もいます。(また、そういう団体もあります) そういう医師や団体は自分たちの主張を通すため、ネットや本などで常に情報発信しているので目立ちますが、実際は極少数だと思っています。一般的な標準治療をする医師はそれが当たり前だと思っているので、いちいち情報発信しませんね。なので、ネット上では目立ちません。

書籍でステロイド批判の本が目立つのも同じ理由だと思っています。
私も昔は反ステロイドの書籍を買いあさって読んでいた時期がありましたが、冷静に考えると、そういう不安を煽る書籍の方が圧倒的に売れる訳ですので、出版社も売れる方を選ぶのは当然です。(以前、「癌と戦ってはいけない」と言う本がヒットし、物議を呼びましたが、それと同じですね)

ステロイド薬はアトピーを治す薬ではありません。
ステロイドに異議を唱える方はよくこう言いますが、それは当たり前なのです。ステロイド薬でアトピーは治りません。これは、標準治療をする多くの医師も同じ考えだと思います。もし、症状が改善し、治ったように見えた場合は、それはその方の環境、生活、成長などによる体の変化、ストレスの軽減など多様な要因が重なって良くなったのであって、ステロイド薬が治した訳ではありません。

では、何のためのステロイド薬かと言えば「症状を悪化させないための薬、良い状態を維持するための薬」と考えるのが一番近いように思います。これは風邪薬の考え方と一緒です。(一過性の疾患と慢性疾患の違いはありますが) ご存知の通り、風邪薬は風邪を治しませんね。治すのは体の免疫機能であって、風邪薬は体がウイルスを退治してくれるまで、悪化しないよう制御し、症状を緩和してくれるだけのものです。

でも、これが重要であって、症状を放置したら、結局治りも遅くなり、体力の無い方は別の感染症などにも繋がり、肺炎にまで至る場合もあります。「熱が出るのは、体がウイルスを退治するためだ」と言って、インフルエンザも放置する方がいますが、それは危険なやり方であって、若ければ問題ないかも知れませんが、幼児や老人は命に関わる可能性もあります。(実際私も以前はそれをやっていましたが、今では間違いだと思っています)

アトピーもこれと同じで、症状を「放置」すると、アトピーをこじらせてしまいます。アトピーの炎症というのは、放置するとそれが「定着」してしまうので、治りにくくなります。脱ステの体験談でたまに「良くなった、完治した」というのを見ますが、もし、そういう人がちゃんと標準治療をしていたら、もっと早く良くなったのではないか・・・という気がします。もちろん、「脱ステ」と言うからには、以前ステロイド薬を使用していた訳ですが、体験談を読むと、その多くが標準治療とは言えないような使い方をしているように感じます。

今現在、私のアトピーは完治していません。しかし、通常生活で全く問題のないレベルにはなっています。(見た目アトピーとはなかなか気づかないでしょう) ただ、ステロイドを使っても、良くなる人とあまりならない人がいるのも事実で、それは患者の心理的な問題や、治療に取り組む姿勢、アトピーの重症度、根深さの違い、環境の違い、担当医の熟練度の違いなど、その要因は人それぞれです。

でも、これはアトピー治療に限った事ではなく、どんな病気の治療も、その結果は人それぞれな訳です。それで、少なくとも治療をしないよりはした方が症状を緩和できるから、成り立っているのでしょう。大事なのは「その人に合った」治療を受けられるかどうかだと思います。

私の経験では、アトピーには長周期の波があります。同じランクの薬を使い続けていても、その波が悪化傾向になったら、その薬では当然対応できなくなります。しかし、本人が悪化に気づかずにいた場合、段々薬が効かなくなってきたように感じます。その時、患者が「ステロイド薬は危険な薬だ」という情報をインプットされていたとしたら・・・悪化はステロイドのせいだと思い込んでしまうでしょう。

このように脱ステを決行して俗に言う「リバウンド」に陥る方は、多分例外なく、ステロイドに対する不信感、不安感から、悪化時に突然、または短期間にステロイド薬を中止しています。突然ステロイド薬を止めたら、人によっては悲惨な劇症に見舞われます(私のように)。でも、それはステロイドのせいではなく、ただの悪化だと思っています。その時に出る浸出液も決して「毒素」が出ている訳ではありませんし好転反応でもありません。(悪化時にステロイドを止めるのは、ジェットコースターの急降下時に、橋げたを外して地面に激突するようなものです^^;)

そういう状況に陥る方は、定期的な通院をされてない方が多いように感じます。(私もそうでしたが) 
ですので、私は定期的で継続的な通院こそが、悪化の早期発見に繋がり、悪化させずその波を乗り切るためにも重要だと考えています。


以上、長くなりましたが、実はこれを要約すると一言で済みます。

「普通に治療を受けましょう」

他の病気と同じく、皮膚科で診断を受けて、経験豊かな皮膚科医の元で治療を続ける・・・これに尽きます。

以上で、このブログは更新を終了します。
多くの皆さんに読んで頂き、感謝しています。

大変申し訳ありませんが、今後はコメントのお返事も控えさせて頂きます。
ありがとうございました。

テーマ : アトピー性皮膚炎
ジャンル : 心と身体

薬をVeryStrongに変えた後の経過

先日、先生から「悪化している」という診断を受け、薬をMDHからDPUに変えました。これは、ストロングランクからベリーストロングに変えた事になります。さらに、数日に1回しか付けていなかったのを1日2回、全身にしっかり付けました。

それから10日ほど経ちましたが、その後の経過を報告します。

以下、薬を変えた後の経過グラフです。

2014_11_10_DPU_graph.jpg
クリックで拡大

ご覧のように、(私の感覚ですが)V字回復しています。
薬を付ける時の手触りが全然違うのです。そういえば、数か月前まではこんな感じだったな、というのを実感しました。悪化というのは本人はなかなか気づかないものですね。

ただ、この薬はまだ当分使う事になると思います。
これは、私の想像ですが・・・
皮膚の再生サイクルは28日と言われています。(年齢によって違うようですが)
ですので、薬を付けだして数日で良い状態になったように見えても、それはステロイド薬の力があればこそ。皮膚が自分で回復するまでにはまだ時間がかかります。炎症の芽を摘むところまで持っていかないと、強いステロイド薬を使う意味があまりありません。炎症が起こりにくい皮膚になって初めて、自分の皮膚の回復力で良い状態を維持できるのだと思います。

※今回、薬を数年前に使ったDPUに変えましたが、効き目はすごく良かったです。
つまり、4年間ステロイドをしっかり使い続けても、薬が段々効かなくなるという事など無かったという事です。

それと、このページを初めてご覧になられた方は「やっぱりステロイド薬は強くしていかなければならないんだ」と思ってしまう方がいるかも知れませんので、以下、これまで4年3か月の全治療経過を添付します。

こちらをご覧頂ければこれまでの経緯がわかると思います。

2014_11_10_chieryou_graph.jpg
クリックで拡大

この経過を見ると、薬の量を増やしたり強くしてきた、というより、段々弱めてきたという方が当たっていると思います。
ただ、これは人によりますが、私のアトピーは完全には治らないタイプです。ですので、「継続治療」が必要です。これは他の慢性疾患も同じですが、今回、薬を強くしたのはそういう継続治療の一部なのです。今後の経緯で、また弱くするかもしれませんし、当分この薬を使うかも知れません。でも、人によっては、治療でいつのまにか治る人もいるかも知れません。ほんとうに、アトピーの経緯は人それぞれだと思います。

※私の「全アトピー経歴」は下記の「4年目の報告」をご覧ください。
http://pine5963.blog135.fc2.com/blog-entry-166.html

テーマ : アトピー性皮膚炎
ジャンル : 心と身体

4年経過して初めての悪化?

今年の夏、先生に「すごくいいので薬は適当に使う感じで・・・」と言われたので、ずっと使ったり使わなかったりという感じでした。

でも、秋になり、空気も乾燥してきたせいか、最近どうも痒い・・・強いかゆみではありませんが、あちこち痒いのです。肌もカサカッサしています。

それで、今日通院の時にまた症状を見てもらったのですが、そうすると私の身体を見るなり・・・・

「あ、こりゃダメだ!」
「悪化してますね」
「重症化の入り口です」
「炎症が定着し始めてます」

・・・ですって(^^;)
自分では、「なんか最近痒いな・・・季節のせいかな?」ぐらいに思っていたのですが、ここ2か月ぐらいでかなり悪くなっていたようです。でも、やはりこれも自分ではそんなに悪化しているとは思っていませんでした。

「薬はあまり使わなくていい」って言ったからそうしてたのに、その結果悪化?って思いもありますが、治療というのは、そういう試行錯誤で今後の方針を見極めていくもんなんでしょうね。どちらにしても、通院しなければ、このまま悪化の一途を辿ったかも知れません。

実は、ここ2か月ほど、仕事が佳境に入り、毎晩2時~3時までびっちり仕事をしているような状況で、寝不足と身体的精神的ストレスがあったのは確かです。この仕事はあと1か月は続きます。

それで、治療方針の変更です。

今までMDH(メサデルムとヒルドイド軟膏の混合)をメインに使ってきましたが、薬のランクを1ランク上げました。
新しい薬はDPU(リンデロン軟膏+ウレパールクリーム)です。
しかも、この薬は、1日2回全身にしっかり付けます。
同時に、抗アレルギーの服用薬も飲みます。

くすぶっていた火事の火が大きくなったので、大型の消火ポンプが必要になった、という所でしょうか。まだ消防車が出るほどではありません。

このDPUという薬は実は以前に数か月つかっていた薬です。その際もかゆみが強くなり、薬を変えましたが、数か月でまた元のMDHに戻りました。

薬が変わったからと言って、生活上何か変わる訳ではありませんが・・

2014-11-01.jpg

ちなみに、顔は赤みもかなり消えて、とても良いとの事でした。

それと、保湿剤はやはり付けません。
夏は保湿剤を付けるまでもなく、皮膚が常にしっとりしていますから必要なかったのですが、今回は全身にDPUを付けるので、保湿剤を併用する意味がない、と言うのが医師の考えです。(DPUは基剤としてウレパームを使っていますので、それがすでに保湿剤になっています)

保湿剤が必要な患者の条件としては、皮膚の状態が良く、全身にステロイド剤を付ける必要のない方という事になります。

テーマ : アトピー性皮膚炎
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プロフィール

pine

Author:pine
ステロイド使用歴15年、その後脱ステ16年。しかし、脱ステでアトピーは良くならず・・・一大決心し、今までの「反標準治療」の考え方を改め、厳密にステロイド治療を実践中。
初めてご訪問いただいた方は、まずは私の。「アトピー経歴」をご覧ください。もしくは、下の「アトピー経歴」カテゴリーを選択してください。

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